子供が生まれて一年が経つ頃、授乳の頻度も落ち着いてきてそろそろ旅行にチャレンジしようという方も多いはず。そこで悩むのがホテル選びですよね。今回は軽井沢で本当にベビー連れにおすすめな宿を2件、ご紹介したいと思います。
目次
ベビーウェルカムな宿に求められる条件
乳幼児連れと言っても月齢に応じて求められる条件は違ってきますが、今回は最もハードだと思われるハイハイし始め、つかまり立ちもちょっとできてくる一歳前後を前提にしたいと思います。
条件1 食事に困らないこと
まず気になるのが、子供が食事に困らないかということです。離乳食であったり、幼児食であったり、子どもの成長に応じた食事が手に入るかは重要な点です。
条件2 土足禁止なこと
ハイハイやつかまり立ちが始まっている子供がいると、地面に手をついても安心な土足禁止の部屋が望ましいですよね。
条件3 低い位置に触られて困るものが少ないこと
つかまり立ちし始めると色んなところに興味を持ってとにかく触りまくると思います。低い位置に物があると荒らし放題です。和室だと花瓶や壺などが置いてあったりして、子供が倒して割らないか気がきじゃありません。
実際に宿泊してみた
上記を踏まえつつ、実際に1歳なりたての幼児を連れて宿泊してみた結果を以下の項目でレビューしたいと思います。
- 子供の快適さ
- 子供の食事
- 大人の快適さ
ホテルサイプレス軽井沢
軽井沢駅、アウトレットどちらも徒歩圏内の非常に便利な立地にあるホテルです。1歳の幼児連れでこのホテルのデラックスルームに宿泊しました。
子どもの快適さ
こちらのホテルはマンションの部屋のような作りになっています。部屋の入口にちゃんと玄関があり、靴を脱ぐようになっています。これなら安心してハイハイで歩き回れます。
また、部屋に入ったらあちこち動き回りたいうちの子にとっては、30〜40㎡はあるであろうリビングはたくさん動けて良かったです。子供がいたずらするような細かなものはほとんど無く、安心して動き回らせることができました。
テレビだけどうしても手が届く高さだったので、大きな椅子をテレビの前に置いて通せんぼして対処しました。
子どもの食事
まずは朝ご飯です。朝ご飯はビュッフェになっています。離乳食はもう卒業しかけていたので、ホテルオリジナルのパン、オムレツなどを喜んで食べていました。ベビー椅子はお願いすれば設置してもらえました。
離乳食をあげたい場合は、部屋にキッチン、電子レンジが完備されているので、お部屋でゆっくりあげることができます。蛇足ですが、キッチンはカウンター式になっており、リビングとの間はちゃんと扉で仕切られていて子供が入れないようになっていました。
次にお昼ご飯や晩ごはんですが、ホテルでの食事は基本コース料理になるようです。ですのでお部屋で食べることをおすすめします。嬉しいことに徒歩5分ー10分くらいのところに大きなスーパーがあり、食料の調達には全く困りませんでした。
大人の快適さ
最後に大人の快適さです。幼児連れの旅で大人が快適に過ごせるかは以下の点がポイントになると思っています。
- 少しの時間なら安心して子供から目を離せるか
- 子供に邪魔されることなく眠れるか
一点目に関しては子どもの快適さで記載した通り、若干レイアウトを変える必要があったものの、基本的には問題無かったです。
二点目に関して、今回宿泊したデラックスルームの素晴らしかったところが、1LDKの間取りで独立した寝室があったことです。これにより、子供を先に一人で寝室で寝かしつけ、大人はリビングでくつろぐということができました。部屋を暗くしたり音を気にしながらコソコソと過ごす必要もなく非常に快適でした。
プレジデントリゾート軽井沢
二軒目のホテルがプレジデントリゾート軽井沢になります。ゴルフ場を併設したホテルですが、ベビーウェルカムなお部屋も用意しており子連れが多く宿泊していました。立地としては軽井沢の中心からはかなり離れているのですが、その分自然に囲まれた空間で過ごせます。
今回は子供連れに特化したベビールームに宿泊しました。
子供の快適さ
こちらのホテルもサイプレス同様土足禁止の部屋になっています。また、床は少し柔らかい素材となっており、転んだりしても痛くない工夫がされていました。
玄関と部屋の間にはベビーゲートが設置されており、子供が勝手に玄関側に出られないようになっています。また、ベッドはローベッドタイプで万が一ベッドから落ちても危なくない高さでした。
冷蔵庫や電子レンジも備え付けで、キッチンスペースは無いものの仕切りと扉で囲ってあり、子供が勝手に冷蔵庫を開けたりはできないようになっていました。
部屋にはいくつかおもちゃも備え付けられており、楽しそうに遊んでいました。自分でベッドによじ登ったり動き回ることができて、子供的にも快適に過ごせていと思います。
子供の食事
朝食はビュッフェ形式でした。ホテルサイプレスほどの品数は無いものの、パンや卵、ヨーグルトなどベーシックなものをあげました。離乳食もあるようなので、まだパンなど食べれないお子さんでも困ることはなさそうです。ベビー椅子はお願いすれば設置してもらえました。
昼、夜ご飯についてはホテルの立地が完全に森の中なので、外で済ませるかスーパーのお弁当などを買っておいて部屋で食べるのがおすすめです。お部屋の電子レンジで温められます。
大人の快適さ
泊まったベビールームで嬉しかったのが、ワンルームの間取りなのですが、ベッドとテーブルがあるスペースの間を天井から床まで完全に覆えるカーテンで仕切れたことです。ホテルで困るのが子供が寝たあとの過ごし方ですよね。カーテンのため音や光は漏れてしまうのでテレビを付けたりはしませんでしたが、それでも何も仕切り無しで過ごすよりは気持ち的に楽でした。
ベビールームで少し困ったのが、子供の手が届かないような場所に荷物を置けなかったところです。あまり高い台などが無かったため、基本的に物はリュックにしまって蓋を閉じた状態で子供が気にならないように過ごす必要がありました。
まとめ
以上、軽井沢のベビーフレンドリーな2軒のホテルについて、実際に宿泊した感想を書かせていただきました。個人的にはホテルサイプレスの方が立地も部屋の作りも非常に良かったと思います。