2022年2月をもって、エポスカードの年間利用金額集計期間が終了しました。これを持って、年間利用金額に応じたボーナスポイントの判定が行われます。この機会に直近のエポスポイント実績を振り返りたいと思います。保有カードはエポスプラチナカードとなります。
目次
エポスカードのポイント還元率
エポスカードのポイント還元率ですが、基本は0.5%となります。ただし、エポスゴールドカード・プラチナカードの場合はマルイの店舗・通販だと還元率1%に上がります。
2021年10月から2022年2月までのポイント付与実績
具体的なポイント額、利用金額の公表は差し控えますが、ポイント付与率の実績は以下のようになりました。ちなみに、筆者はエポスカードのヘビーユーザーではありますが、この間ほぼマルイでは買い物していません。なので、マルイで買い物をすることがなく純粋なポイント目的でクレジットカードを探されている方の参考にもなるかと思います。
| 年月 | ポイント付与率 |
|---|---|
| 2022年2月 | 0.461% |
| 2022年1月 | 0.778% |
| 2021年12月 | 0.549% |
| 2021年11月 | 0.661% |
| 2021年10月 | 0.951% |
表を見るといくつか疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。少し補足で説明していきたいと思います。
疑問その１）ポイント付与率が0.5%を下回っている月がある
2022年2月はポイント付与率が0.461%となっており、基本のポイント還元率である0.5%を下回っています。これはクレジット利用額と支払い月、ポイント付与月のずれによるものです。
エポスポイントの付与は支払い額締め日の7日後にまとめて行われています。例えば、2月4日に1月5日～2月4日分の支払の締めが行われたとすると、その支払額相当のポイント付与が2月11日に行われます。一方で、この 1月5日～2月4日分の支払 の請求は3月4日に行われるため、ポイント付与のタイミングと毎月の請求額の間にずれが生じます。簡単のため、このずれの補正は行わずに計算しているため、前々月の利用が多く前月の利用が少ない場合にポイント付与率が0.5%を下回るという計算になっています。
また、ここであえてポイント「還元率」ではなくポイント「付与率」という言葉を使っているのは、このずれにより厳密に利用額に対するポイント付与額を計算していないためです。
疑問点その２）ポイント付与率が0.5%を上回っている
今度は疑問点その１の逆で、ポイント付与率が0.5%を上回っていることにも気づくと思います。エポスカードではポイントをアップさせるための仕掛けがたくさん用意されています。それをうまいこと活用することで、基本の還元率である0.5%を大きく上回るポイント還元率の達成も可能となっています。
ポイント付与の内訳
ポイント付与の内訳は以下の通りです。
- ショッピングご利用分
- エポスカードアプリゲームポイント
- エポスポイントUPサイト
- 選べるポイントアップショップ
順番に解説していきたいと思います。
ショッピングご利用分
基本のポイント還元率0.5%で付与されるポイントがこちらになります。ただし端数の関係で厳密には0.5%以下になることが多いです。
エポスカードアプリゲームポイント
エポスカードアプリのミニゲームで入手できるポイントです。1日1回ゲームができて最大3ポイントゲットできます。
エポスポイントUPサイト
ポイントアップのテクニックの一つで、ポイントUPサイトを経由して通販サイトや旅行予約サイトを利用するとポイントを何倍もゲットすることが可能です。
選べるポイントアップショップ
こちらはプラチナ・ゴールドカード限定のサービスになりますが、ポイントアップに使えるテクニックの一つになります。最大で3つまであらかじめ利用先を指定しておくと、その利用先での利用額に対するポイント付与が最大3倍になります。
これらのポイントアップテクニックを使うことで、実質ポイント還元率を0.5%以上にすることができます。
年間ボーナスポイントで実質還元率2.16%に
2021年10月から2022年2月までの 通算のポイント還元率は0.66%となっています。
さらにエポスプラチナカードでは年間の利用額に応じてボーナスポイントがもらえます。2021年3月～2022年2月にかけて年間約200万円利用したため、3万ポイントをもらえる予定です。200万円で3万ポイントなので、ボーナスポイントのポイント還元率は1.5%となります。
2021年10月から2022年2月までの 通算のポイント還元率は0.66%を年間通しての還元率とみなして、ボーナスポイントと足し合わせると、実質ポイント還元率は 2.16%となります。
このように年間の利用トータルで考えると、エポスカードでは公表されているポイント還元率を大きく上回ることが可能なのです。