JALマイルでタスマニアへ!−その1

JAL特典航空券と自費のジェットスターを利用してタスマニアへ行ってきました。

滞在時間を最大限に確保するために、行き帰りともに機内泊となる以下の旅程を組みました。
■往路
JL771 18時55分成田発→6時40分シドニー着
JQ721 シドニー→ホバート

■復路
JQ742 ローンせストン→メルボルン
JL774 メルボルン→成田

非常に苦戦したのがJAL特典航空券の入手。後ほど記載しますが、マイルは国際線特典航空券のビジネスクラス、ファーストクラスで使って初めて真の価値を発揮します。エコノミークラスのわずか2倍程度のマイルでビジネスクラスに乗れるのですから。
そして当然ビジネスクラス、ファーストクラスの航空券は熾烈な争いになります。

【JAL国際線特典航空券の手配】
JAL国際線特典航空券の仕組みは昨年変更があり、特典航空券枠の空き具合に応じて必要マイルが変動する仕組みとなりました。すなわち、少ないマイル数で特典航空券を入手するためにはとにかく早く予約する必要があるのです。

こちらのページに国際線路線ごとに、特典航空券の取得に必要なマイル数のリストがあります。
https://www.jal.co.jp/jmb/award_renewal/routemiles.html

例えば今回利用した成田ーシドニー便のエコノミークラスを見てみると、
基本マイル数(最小マイル) 18000マイル
PLUS利用時(最大マイル) 72000マイル
となっています。
そして基本マイル数で入手可能な座席数は限られており、基本マイル数分の座席が埋まった後は、最大で72000マイルまでの範囲で変動する必要マイルを払えば、特典航空券を入手できるというわけです。

しかし正直エコノミーで72000マイルも使用するのはかなりもったいないです。というのも、成田ーシドニー便のビジネスクラスの最低マイルは40000マイルとなっており、それ以上のマイル数を利用することになってしまうためです。
国内線であれば東京から沖縄旅行に4回行けてしまいます。

■JAL国際線特典航空券の空席照会
JAL国際線特典航空券の空席状況を確認するには2種類方法があります。

1つ目が「JAL国際線特典航空券空席紹介カレンダー」を利用する方法です。
そして2つ目が「特典航空券予約ページ」で検索する方法です。

どちらもJALのホームページでマイレージ会員ログインをして、マイレージメニューからアクセスできます。

そして1つ目の空席照会カレンダーが実は曲者なのです。

 ポイント!
 空席照会カレンダーと予約サイトでは必要マイル数が異なることがある!?

JALの空席照会カレンダーのページには以下の文言の記載があります。
「前日の空席状況に基づいた目安の空席状況・必要マイル数を表示します。」

そう!前日の状況なのです!
つまり、空席照会カレンダーで最低必要マイル数で予約できると出てきても、いざ予約ページへ進んでみたら、とんでもなく高いマイルが必要になることがあるのです!

エコノミークラスではあまりこのような状況は発生しないかもしれませんが、座席数も少なく、皆が狙うビジネスクラスではそれだけ空席照会ページの状態が残っていない可能性も高まります。

そしてビジネスクラスを狙っていた成田ーシドニー便、逐一空席カレンダーで最小マイルで予約できそうな日を確認していたのですが、いざ予約をしようとしたところ、なんと10万マイル以上必要と出てきてしまいました。
流石にそこまでのマイルは貯まっていなかったため、泣く泣くビジネスクラスは諦めることに。

最終的に、
成田ーシドニー→プレミアムエコノミークラス
メルボルンー成田→エコノミー
で特典航空券を予約しました。

しかし、5ヶ月前なのに既に必要最低マイルで予約できるビジネスクラスは無くなっていたことに驚きました。
国際線特典航空券でビジネスクラスを狙う場合、半年以上前から予約する必要がありそうです。

【ジェットスターのオーストラリア国内線航空券手配】
次はシドニーからタスマニア、タスマニアからメルボルンの航空券を手配していきます。

できることならJALマイルを貯めたいのでカンタス航空を利用したいところ。
しかし、調べてみるとジェットスターならカンタス航空の半額程度で航空券を入手できることが判明。(ちゃんと預入荷物も含んだフェアな条件でです。)
JALは日本国内ではジェットスターと提携していますが、オーストラリア国内線は提携外とのことで、残念ながらマイルは貯められませんが、あまりの安さにジェットスターを選択しました。
予約はジェットスター公式サイトから直接実施。

往路はホバートからタスマニアに入り、レンタカーでタスマニアを縦断、復路はローンセストンからタスマニアを出るコースとしました。

次回、タスマニアでのレンタカー手配に続く…